HTML / CSS につづきまして、次はデータベースのお話です。MySQLというものが広く使われています。
ウェブサイトのアプリケーションで広く使われています「データベース」というもの。これはどういうときに必要かといいますと…
大きなソフトウェア(たとえばこのbaserCMSや、NetCommonsなど、CMSと呼ばれるソフト、あるいは有名なWordPressなどブログに使われているもの)には、役割分担が必要となってきます。
この役割を洋服の箪笥(以下:タンス)に例えますと、HTMLの文法で書かれたファイルがタンス全体の枠、CSSが「引き出しの何段目は小さめでほかの段は大きめ」となど引き出しの役割を決め、データベースは「小さめのハンカチが来たら小さな引き出しにしまう、敷布が来たら大きな引き出しにしまう」と、整理して収納する係です。ブロガーやサイト運営者が何か書きつづると、データベースががんばって収納して、訪れた人に見やすく表示してくれるのです。
データベースの種類にはいくつかあるのですが、多くのレンタルサーバで提供しているのはMySQLというものです。これが利用できるソフトも多く、わからないことは検索すればネット上に情報も豊富で、専門的に調べたい人には書籍も数多く出てきます。
とても便利でよいものですが、ただ、とても大切なものですので、準備段階を終えて運営サイトが大きくなるころには、バックアップをとる方法、それを復元する方法だけは、調べておいたほうがいいと思います。