blog - みきまるしぇ

ウェブクリップにも、Notion

 先日こちらでご紹介したNotionですが、これまでずっと頼っていたEvernoteのウェブクリップの補助としても、役に立ちそうです。相手のサイトとの相性にもよりますが、見やすい本文だけを、スピーディにさっくりとクリップしてくれます。

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 Mac用のブラウザ拡張機能としてはChromeにしか見あたらなかったのですが、ページ内容をそっくりNotionのフォルダに送るという機能があるとわかり、とても便利に使っています。

 わたしは新聞記事クリップマニアとでもいいましょうか、とにかく片っ端から保存する癖があります。

 10年以上も利用しているEvernoteにも、Web Clipperというものが各ブラウザ用の拡張機能やモバイル用アプリの機能として存在するのですが、このところiOSとの相性がいまひとつとなってしまったようで、困っていました。パソコンからは問題ないのですが、モバイルの場合はページ内容が正確にEvernoteに保存されない場合が出てきたのです。会員になっていて、目の前には全体の文章が見えている場合でも、非会員と同じような頭の部分しか保存できないことがあり、困ったぞと思っていたのですが…。

 Notionで実験してみたところ、少なくともNew York Timesならば、パソコンでもモバイルでも理想的に記事を保存できることがわかりました。

 パソコンのブラウザにはNotionの拡張機能が必要ですが、モバイル用は、Notionアプリを入れておくだけで、共有リンクの候補にNotionがはいります。便利です。
 ただ、毎日新聞は見出しと写真1枚「だけ」しか保存できないようで、これはパソコン版のEvernoteウェブクリッパーで保存することにします。サイトにより相性があるとはいっても、New York Timesだけでも救われてよかった。

 蛇足ですが、わたしはNewYork Timesも毎日新聞も、全文が読める正規会員です。無料の会員で表示の文字数制限がある場合は、全文保存は、おそらく無理かと思います。

 ただ、当然のことながら、EvernoteとNotionでは情報が格納されている場所が違いますので、どちらにクリップした記事かを自分が忘れてしまえば、検索して見つけることが困難かもしれません。
 そういう意味では利用するサービスの一本化があったのほうがいいかもしれませんが、現状でも、EvernoteはGoogleによる検索を許可すれば、何か調べているとき「Evernoteにも同じような内容があるよ」と表示してくれます。これは系列会社であるから可能なのですが、ゆくゆくは、どこのサービスに格納してあっても探せる知恵(自分の)が発達したり、機能(世の中の)が生まれてくるかもしれませんので、あまり心配しないことにしておきます。

雑記   2021/02/14   mikimarche
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