blog - みきまるしぇ

2018年08月8日

用語解説 - CMS -

 ソフトウェアの仕組みや役割としては似ているSNSとCMSですが、利用者の目線で考えると、違いはどこにあるでしょうか。

 このウェブサイトを構築しているのは、CMSの一種でbaserCMSというソフトウェアです。CMSとは、コンテンツ管理システム (contents management system) の略ですが、実はソフトを設置して運営する側から考えると、仕組みとしてはけっこうSNSやブログと似ています。

 重なる部分も多くあるのですが、あくまでCMSはコンテンツ管理、つまり「手軽に見た目のよいウェブサイトを作成し、管理したい」という点に重きが置かれますので、SNSのように「参加してくれるメンバーの管理」が必要とはかぎりません。必要なのは書く側の人間(管理スタッフ)で、これは最低でもひとり登録されていれば動きます。また、CMSはブログ機能を利用せずに自分たちが伝えたいことだけ書くという選択肢もあるため、ブログのソフトとは「同じ部分もあるけれど、必ずしも同じではない」ということになります。

 CMSの例としては、このサイトが利用しているソフトbaserCMS(ベイサーシーエムエス)、本拠はアメリカですが日本語でもサポートが提供されているconcrete5(コンクリートファイブ)、会員制でログインした人にメニューを表示させることからSNSの性格を併せ持つXOOPS(ズープス)、それ以外にも多くあります。
 ブログソフトのWordPressは、かなり汎用性が高く機能拡張も可能なので、CMSとして分類されることもあります。

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ウェブサイト用語の基礎知識   2018/08/08   mikimarche

用語解説 - SNS -

 TwitterやFacebookなどはSNSと呼ばれますが、いったいなんでしょうか。

 SNSは、ソーシャルネットワーキングサービス(このまま覚えてしまうのがよいですが、無理に説明するならば、人と人のつながりに基づき、そのつながりを支援しつつ、相互に影響を与えながら輪を広げていくサービス)です。

 TwitterやFacebookのように、誰かが発信した情報に共感していることを伝えたり(たとえば「いいね」を押す)、コメントすることで、相手の友達とも知り合いになるなどして、人間関係が広がっていきます。
 SNSが盛んになる以前には、それぞれのサイトに掲示板が設置してあるなどで、あくまでそのサイトに興味がある人同士が出会うというスタイルでした。大きなサービスを利用する人が増えて以降は、趣味が似ている人や同郷の人が集まりやすくなりました。ネットでの友達づきあいがより大きめになり、影響力も加速、増大しましたが、すべての利用者がネットの広く公的な空間にものを書いているわけではなく、友達同士でのみ閲覧できる場所や組みを利用している人も多く存在します。

 コメントなどを幅広く受けつけ、活発に活用されているブログも、ある意味でSNSです。

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ウェブサイト用語の基礎知識   2018/08/08   mikimarche