blog - みきまるしぇ

2021/3

犯人は、ブラウザではなかった

 またまた1週間ぶりのご無沙汰です。
 最近ちょっと急ぎでHTMLファイルを書いているのですが(先週書きました自分の用件とは別口で)、昨日も今日も、1時間ずつくらい頭をかかえてしまいました。いくら新しいファイルを載せても変更が反映されず、てっきりブラウザのキャッシュ(とくにHTML文法チェックのため頻繁に使っているChrome)が、犯人だと思っていたのです。

 ところが犯人(?)は…

 顛末は、こんな感じでした。HTMLとCSSをひとつずつ、どちらかが気になって変更するたびに、だいたい5分に1回くらい載せに行っていたのです。FTPクライアントのFileZillaにも、きちんと「上書き」を指定していましたし、FileZilla上では、たしかに該当するタイムスタンプとファイルサイズのものが、サーバに載ったはずでした。

 というわけで、ファイルは確かに新しいものを載せていたのですが、Chromeでリロードをクリックしても、シフト+リロードを押しても、コマンド+リロードを押しても、まったく関係なく、ときには前々回くらいの変更で削除したはずの行を「この行はタグが閉じていない」とエラーを出します。そのときChromeが見ているファイルのソースには、わたしが何回か前の作業で消したはずの行が残っている。

 Chromeのキャッシュだけの問題ではないのかもという思いも、ようやく頭に浮かんできました。同じ時間帯に別ブラウザや別デバイス(たとえばスマホやタブレット)でも、表示が古くなったり新しくなったりするのです。

 ローカルでだいたいの表示確認が済んでいたため、最後にねんのためネットに載った状態でChromeのプラグインでHTML文法チェックをする、というのが本来の目的でした。ですので、最初はあまりChrome以外を真剣に見ておらず、Chromeのキャッシュのことばかり考えていました。

 原因がわからず、仕方ないのでChromeやFilezillaを立ち上げ直しては「載せる→見る」をやっていますと(ブラウザのキャッシュをそのたびに消すのは生産的ではないとの判断で)、何回かに一度は、うまく表示されました。するとほかのブラウザやデバイスでも、調子よくなるのです。

 そこで、もしや…と、ロリポップの設定欄を見に行きますと。

 どうもわたしがこの数ヶ月で作成したサブドメインは「ロリポップ! アクセラレータ」というものが自動でオンになっていたらしく、だいたい10分間くらいは、キャッシュが残っているとのこと。これが、犯人(←失礼ですが)でした。

 このキャッシュは動的なコンテンツのあるサイトに有効ということでしたが、わたしがロリポップで設定を見ると、肝心のWordPressがある場所は設定をしておらず、それ以外のものがオンになっていたようです。速度が上がるならと、さっそくオンにしました。

 それにしても、たかだかHTMLとCSSが数ファイルずつ置いてある小さな場所に、まさかのキャッシュ。驚きましたが、これからは、うまく活用していこうと思います。

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雑記   2021/03/30   mikimarche

近況と、最近の課題

 1週間近くご無沙汰してしまいました。みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 近況としましては、姉妹サイトの朗読動画で第二弾を作ろうと思っていまして、録音前の下準備までは順調です。忙しいのはそれくらいであとはのんびりできるかな…と思っていたところ、意外や、雑多な用事が。さらには思いがけなく早い桜の季節到来で、界隈の散歩の予定も調整が必要になり、あたふたしております。

 また、思うところありまして、以前から書いているもののそれほど頻繁な更新ではないブログを、今後はシンプルなHTMLページとしてオフラインでたまに書いて掲載するのもいいかと、検討段階にはいりました。

 具体的には「さくらのブログ」というところで書いているものがいくつかあるのですが、その一部です。すでにして書庫扱いでほとんど更新していないものもあるものの、月に数回程度を書いているものもあります。運営するさくらインターネットのほうからは、本日現在でSSL対応の話もないようですし、今後の掲載に関しては、場所を作ってHTML形式で引き継ぐほうが、気持ちも新たにできてよいかと。

 なんといっても、SSL対応でないブログ(管理画面のみSSL)を、ずっと更新しつづけていくのはどうなのかという思いは、ずっとありました。

 毎日書くほどの人気コンテンツならば、何らかのブログのシステムをインストールして利用するほうがオンラインで編集できてよいのですが、上記の例では、投稿そのものが月に数回程度ですし、SNSのように人様から多くの反応をいただくわけでもないですので、コメント欄も不要に感じます。

 どうせならば、フリーで配布されているHTML(+CSS)サンプルような「かっこよい」、「見た目にぐっとくる」ページを狙うのではなく、自分が無理なく用意できる程度の、シンプルで目にやさしい、あっさりしたページを考えています。そのほうがひさびさに自分の勉強にもなりますし。

 では、また近いうちに。

 

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雑記   2021/03/23   mikimarche

備忘録: Card Validator

 Facebookの場合ならば、リンクしようと思ったページのサムネイルがうまく表示されない、あるいは内容が更新されているはずなのに少し前のリンク内容で表示されてしまっているといったとき、対応方法があります。投稿の右上にある設定画面(3つのドット … のように見えるもの)から「リンク先を更新する」というメニューをクリックすることができます。

 ところが、Twitterではどうしたらいいのか? ——昨日から、これで困っていました。

 実は、先日こちらにご紹介した姉妹サイトで、Twitterに読まれたときサムネイルを出すためのメタタグ(Twitter Card)を、昨日になって追加記入したのですが、Twitterに入力した段階では、HTMLファイル上で肝心の画像URLを書き間違えるという、痛恨のミス。当然のことながら、ツイートに画像は出ませんでした。

 Twitterでは、よほどの人気アカウントでもないかぎり、最初に間違えていて表示されなければ、次に同じサイトを見に来てくれるまでに何日、あるいは何週間かかるかわかりません。

 そこで、更新してほしいTweetの下にスレッドでいろいろ追加を書いてみたり(そうすればTwitter社のロボットが早く来てくれるかと)、ああ〜やはりだめだな、などと、もやもやとした気分で過ごしていましたが、Facebookにあるような「更新」が見つけられなくて、さてどうしたものかと。

 そうこうするうちに1日以上が経過して「そうだ、そもそもメタタグの書き方が間違っていなかったことをどこかで確認しなければ」と、Twitter社の正式なサービスである Card Validator (要ログイン)で、URLを入力し、書き方と表示をチェックしてもらいました。

 すると、書き方は間違えておらず、「ツイートしたときはこんな風に見えるはずです」と、わたしの想像通りの表示がでました。よかったよかった、それならば、次に書くときはちゃんと表示されるに違いない、と思ったのですが。

 その3秒後、昨日から書いていたスレッドを見たら、もう正しく表示されていました。

 Card Validatorを使うことで、Facebookで言うところの「更新」と同じ役割を果たしたのです。これが正式な使い方かどうかはわかりませんが、今回はこれでたすかりましたし、またメタタグについても勉強になりました。


 Twitter Cardについては、ログインしていなくても読める解説記事を見つけましたので、リンクしておきます → 2018.11.05  twitterカードの設定方法!効果的に宣伝するポイントも解説

 

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雑記   2021/03/17   mikimarche

動画作成手順: 後半(iMovie)

 では、後半です。ここからiMovieにはいります。

 各ページを動画で出力したものと、録音しておいた音声のファイルを、iMovieのプロジェクトのパーツとして、画面に入れておきます。そこから使う順序に、下の画面に引っぱっていきます。

動画作成手順(iMovie)

秒数を伸ばすフレームを指定

 これは完成したあとで画面をキャプチャしたため、下部に音声ファイルの緑色がはいってしまっていますが、これは終盤になってから入れたほうが作業がしやすいので、ここでは緑色が見えないものと思って、読んでいただければと思います。

 実際に画面を読み上げたり、あるいは録音しておいた音声を別ソフトで再生させながら「だいたいこの部分は15秒くらい増やしておくか」、「21秒くらいにしておくか」と見当をつけて、そのフレームを何秒フリーズするかを、指定しておきます。方法は以下です。


動画作成手順(iMovie)

フリーズフレームを1回ずつクリック

 クリックして、すぐ脇にカーソルを移動させつつクリックをくり返すと、3秒ずつ増えていきます。あとから増やすより減らすほうが簡単なので、多めに入れておいてよいかもしれません。

 3秒の単位ぴったりで調整できることはまずないでしょうが、調整はあとでできるので、だいたい整ったら次ページ分も連続して呼び出して、全体の動画の長さが、録音の長さと近くなるように、調整していきます。


動画作成手順(iMovie)

全体を見ながら、長さを調整

 3秒ずつ静止のフレームが増え、全体の録音の秒数とも、さほど差違がなくなった段階で、いったん動画のフレーム下に、音声のファイルを入れます(下部の緑色部分)。

 音と動画を一緒に再生し、長く余る場所(3秒以上が余っている場所)が見つかった場合は、音声ファイルをいったん外して、フリーズフレームを指定した欄で「標準」を選び直します。そうすると、フリーズフレームで増えた3秒がなくなります。

 あるいは、1秒にしたい、5秒にしたいといった場合は、画面に赤の四角で囲っておいた場所にカーソルをあててドラッグすると、変更できます。
 画面上にある3.0sなどの表示を変更しても、長さは変更されません。ドラッグで変更します。

 微調整をしながら、また音声ファイルと一緒に流します。編集する都度、必ず音声ファイルを外しして、もどします。音声ファイルを外し忘れますと、そちらも一緒に長さが変更されてしまうようです。

全体が整ったら、動画として出力

 iMovieは、出力前に、予想は何百MBですと、4倍くらいのバイト数を予想するので驚きますが、仮に1GBと出たとしても、それほど大きくありません。わたしは結果として82MBのファイルでしたが、出力前の予想は350MB前後でした。


 今回は、以前から少し触って慣れていたiMovieを使いましたが、数日前に、Davinci Resolve 17という動画編集ソフトの記事を読み、ダウンロードしてみたところ、かなり動作が軽くて速いのです。次は、そちらも使ってみたいと思っています。

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画像と動画のコツ   2021/03/14   mikimarche

動画作成手順: 前半 (Keynote)

 先日、動画を作成しましたが、その手順について、記録メモとして残しておきます。今回はKeynoteで動画の素材を作り、録音しておいた音を聞きながら動画のスピードを調整していく作業では、iMovieを使いました。後半のiMovieの話は、近日中に記事にします。

(縦書きの表示と、右へ流れてくる方法については、サンプルとともに説明してくださった方に、たいへんお世話になりました。)

 まず、画面にテキストが入力できるボックスを何個か作ります。その際「縦書き」にチェック。右側に数字を入れる欄が出ますので、高さの位置だけはそろえておきます。
 書きながら何かのはずみに位置がずれてしまったような気がしたら、その数字がおかしくなっていないか、あるいは随時「配置」のメニューを見るなどして、周囲とでこぼこしていないかを確認します。

 わたしの場合は物語なので、1ページに入れられる段落が2〜3個、それから左端に英語の説明を入れる欄を用意しましたが、台詞や箇条書きの文章ならば、もっとたくさんボックスを入れて、流れてくる速度をそれぞれに変えてみても、おもしろいですね。

Keynoteを使った動画作成

流れてくる順序を決めます

 まず、この赤い 1 がついている場所は、前ページからこの画面に切り替わったらまもなく表示されるべきですので、流れてくる時間を短めに設定し、順序は1です。

 

Keynoteを使った動画作成

次は、英語部分を

 日本語は聞いてみたいけれどほとんど理解できない、でもいったいなんの話をしているのかくらいはすぐに知りたい、という人がいた場合にそなえて、最初のブロックからさほど遅れずに、左端の英語を表示してみました。
 この部分は、英語が短いかどうかでサイズが変わりますので、横の縦書きブロックと一緒にクリックして(シフトを押しながらクリックして)、右上にある「フォーマット」→「配置」→「配置」のメニューから、配置をそろえておきます。わたしの場合は、中央にしました。

 

Keynoteを使った動画作成

後半のテキストをゆっくり呼び出します。

 長めのブロックですので、ゆっくり移動してみました。8秒設定です。

 このページには2回の日本語テキスト登場と、1回の英語テキストが表示されました。ここで、次にやるのは、「次のページに行くときにどんな効果を使うか」の設定と、そのページの(動画としての)書き出しです。
 次の画面に移動する際にどのような効果を使うかの設定をしてから書き出しをするという順序が大切。

Keynoteを使った動画作成

右上のメニューで「アニメーション」を押します

 画面の上で、ブロックを選んでいる状態ですとそのブロックのアニメーションですが、どこもクリックしていない状態で右上の「アニメーション」を押しますと、次のページに移動するときの効果が選べます。

 わたしの場合は、ほとんどのページで「オブジェクトプッシュ」を選んでみました。
 違うものを選んだり、あるいは最終調整でかなりの部分を消してしまったものもありますが、本文に関してはオブジェクトプッシュが多めでした。

 


最後に、保存します。

 ページ単位で動画として書き出しておいたほうが、仕上げるまでの工程が楽で済みます。数ページのものであれば一度にすべてのページ書き出しでも、よいかもしれません。

 のちほど書きます後半の作業は、iMovieでおこないました。

 1ページずつ「だいたいこれくらいのスピードか」という目安にもとづいて随所の時間を変更し、ほぼよさそうと確認できた段階でつなげていって、音声を(別ソフトで)流しながら微調整をおこないます。そして最後にiMovieで音声と動画を一緒にして確認、という手順でした。それは明日以降に、後半の記事で書きます。

 なお、Keynoteでもそのまま音声を入れたりすることはできるのでしょうし、わたしがiMovieで説明する部分も、Keynoteでできるのかもしれません。ただ、わたしはこの先に関してはiMovieのほうで慣れているので、そちらに移動します。

 では、後半まで少々お待ちください。

 それから、大事なこと。次のページを作る際に、白紙を出して、いったん前ページの内容をコピーして貼りつけておくと、配置などが引き継がれますので、楽ができると思います。
 

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画像と動画のコツ   2021/03/13   mikimarche

お知らせ: 姉妹サイト

 今回は、とくにこのmikimarche.comの内容とは関係がないのですが、名前が似ている別のメニューができましたので、ご連絡いたします。stories.mikimarche.com という場所です。

 以前から関心のあった朗読を上記のサイトに置いていこうと考えていますが、とりあえず本日の段階では、ひとつ載っています。

 先日、MacにインストールされているKeynoteで、縦書き文章が左から流れてくるような動画が作れると教えていただき(ありがとうございます!!)、その方法で下書きの動画を作ったあとで、自分が朗読しておいた音声のスピードに合うように、iMovieを使って、長さを工夫しました。

 この方法については、後日また、記事にします。

 東日本大震災のことで気持ちが揺れているなか、この作業の完成を目標にできたことで、集中した時間を過ごすことができました。ひとまず、これで区切りにできたので、ぼちぼちと、通常運転にもどっていきたいです。

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お知らせ   2021/03/11   mikimarche

用語解説 - 正規表現

 新学期、新生活など、さまざまな変化がある3月です。今年はとくにですが、師走よりも気ぜわしく感じるのは、そろそろ東日本大震災から10年の節目で、さまざまなことを考えてしまうからでしょうか。

 さて、今日の話題「正規表現」は、とくにウェブサイト用語というわけでもないのですが、たまたまこのブログで用意しているカテゴリ名がそうなっておりますので、ここで紹介します。

 たくさんの文字列、文章、あるいは文字やデータの集合体に対して、規則性に基づいた表現を使って探しものをしたり、内容を置き換えるなどの編集ができます。そのときに使う表現を「正規表現」といいます。いや、もしかしたらすごくきちんとした定義があるのかもしれませんけれども、わたしはそう理解しています。

 たとえば数ページ程度の文章やデータであれば、ひとつひとつ検索して手で直すことも手間ではありませんが、数百、数千のページにわたって変更をしなければならないとき、これがとても役立ちます。
 

 実は本日ですが、大きなテキストファイルからルビ記号に囲まれた文字をすべて探して消そうとしました。例を書けばこういうものを
《たとえばこの中に含まれている内容がルビです》
 …消そうと思ったのですが、うっかり正規表現の記憶違いをしていて、関係ない文字列までが消えてしまう。あれれ、おかしいぞと検索をしましたところ、まったく同じ内容で質問をしている人の掲示板を見つけてしまいました →  《》で囲まれた文字をすべて削除したい

 ネットは便利ですね。わたしが最初に書いたものがきちんと動かなかったのは「 .*? とすべきだったところを最後に ? を付け忘れたため」だったとわかりました。

 また、こちらの murashun.jp さんのように、正規表現が見やすく整理されているものもありますので、ブックマークしておいて、たまに見るのも勉強になります→  基本的な正規表現一覧

 去年ですが、閲覧用に残しておいた自分の古いブログ内容を編集し、静的なテキスト部分だけを残すという、手間のかかる作業をしました。もう使っていない古いブログでしたが、CGIなど動的な部分が残っていれば誰かに狙われないともかぎりませんので、念には念をと思ったのです。合計で数百ページから該当する箇所を削除してまわる作業でしたが、正規表現と合わせて、テキストエディタで楽に実現できました。

 難しそうに思えても、何か思いついたとき「正規表現を検索して調べてみようか」と、考えてみるだけでも、けっこう新しい世界が開けるかもしれません。

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ウェブサイト用語の基礎知識   2021/03/07   mikimarche

画像加工事例 (Photoshop Elements)

 今回の記事は、2月にも書きました、レイアウトの練習を兼ねています。先日のレイアウトを教えていただいたのち、またテンプレートをいただきましたので(感謝!!)、その練習を兼ねて、画像の多い過去の文章があったらここに載せてみようと思っていました。

 そんなとき、知人とのやりとりで「最近アドビは何でも月額会費制になってしまって」という話が出ました。わたしはかろうじて買い取り制が残っている廉価版ソフト Adobe Photoshop Elements の愛用者です。わたしくらいの用件(画像の色合いを変える、ウェブサイト用のロゴを作る)であれば、このくらいの製品でじゅうぶんです。

 せっかくだから、こんなことができるよというご紹介の文章と、レイアウトの練習を兼ねてみたいと思います。

ローストチキン(オリジナル)

加工前のオリジナル画像(a1)

 昨年12月に焼いたチキンです。焼き上がってオーブンから出す前の状態を撮影しました。色合いなどは変えておらず、ここに出すためにサイズを小さめにしたのみです。

 この画像を、どんな風に加工するとどうなるか、という事例を、下につづけます。

 

ローストチキン(自動スマート補正のみ)

自動スマート補正のみ使用(b1)

 これは、前述のオリジナルに「自動スマート補正」というメニューをクリックしたのみの状態です。

 これだけでもけっこう違うと思いますが、今回は、こちらは使いません。「自動スマートトーン補正」で色合いを少しだけ変えたものを使った事例が、以下につづきます。

ローストチキン(自動スマートトーン補正)b2

自動スマートトーン補正を使用(b2a)

 色合いを少し調整してみました。ローストチキンが明るくなりましたね。こちらの画像を元にして、絵画風や色合いの変化を4枚掲載します。
 ここから下は、テキストが画像の横にまわる書き方で、左右に配置します(ここまでは画像は左側のみ)。

 なお、それぞれの加工はクリックしていただくと大きいサイズになりますので、ほんとうに油絵風かどうかといった細部の確認のためにも、ぜひクリックしてみてください。

 


 これ以下の説明は、Photosho Elementsのモードを「エキスパート」にしたときに表示される、メニュー名になっています。画面上部に「クイック」、「ガイド」、「エキスパート」というものが3種類ありますが、その「エキスパート」使用時です。


ローストチキン 水彩画風

水彩画風(b2s1)

 ローストチキンに自動スマートトーンで補正をかけたのち、弱く水彩画の効果をかけて、フィルタの中にある「テクスチャライザー(カンバス)」をかけました。

 水彩画でローストチキンを描く人はあまりいないとは思いますが、あくまで事例として。
 鶏肉の表面が、少しクラシックな雰囲気に見えるかと思います。

 水彩画の効果を押すと全体がとても明るくなるため、効果をかけた部分があとで薄くできるよう、加工前に画像を「背景」にしてから、効果のメニューにある「水彩画」を押します。そうすれば加工部分と元の画像の表示割合を変更できます。そのあとでほかの作業にもどすときに、全体をひとつのレイヤーに統合するのが便利かと思います。

 

ローストチキン、油絵風

油絵(b2ab1)

 油絵の効果を、使ってみました。

 油絵は赤い色が濃く出やすいようで、効果をかけたあとで色合いを薄めに調整しています。テクスチャライザー(カンバス)使用。

 効果をかけた部分があとで薄くできるよう、加工前に画像を「背景」にしてから、効果メニューにある「油絵」を押します。加工部分と元の画像の表示割合を変更できるようにしておくと便利です。納得のいくものができてから、それら全体をひとつのレイヤーに統合して、作業をつづけるといいでしょう。

ローストチキン(油性パステル)

油性パステル(b2abp1)

 こちらは、油性パステル(油絵と水彩画のミックスのような効果)を使ってみたものです。テクスチャライザー(カンバス)使用。とても便利で、効果も「いいとこ取り」ですし、油絵のワイルドさを減らしつつ色合いは残し、水彩画の繊細さがあります。
 こちらも上のふたつと同様に「背景」にしてから作業をすると、変更が楽です。

 また、今回は事情により使いませんでしたが、Photosho Elementsには「鉛筆」系の効果もいくつか揃っています。文章が長くなることと、こうした素材に鉛筆系の加工が合わないことで、ご紹介できませんでした。 

 

ローストチキン(中央のみカラフル)

中央のみカラフルに(b3ca1a)

 中央のみカラフルで、周囲の色を抜く効果を、使ってみました。

 この写真で肝心なのはチキンなので、ほかの部分で色がなくても、なかなか見栄えがするのではと思います。
 こちらも、レイヤーではなく「背景」の状態で作業をしておくと、表示割合の変更ができて便利です。
 

最後に

 本日は、レイアウトの実験のため、Photoshop Elementsで加工したローストチキンの画像をおめにかけました。ご覧いただいてありがとうございます。

 毎年これを焼いておりますが、ローストチキンだけでも食べでがあるのに、アメリカでは巨大な「ローストターキー」を食べるのだそうですね。何人いたら食べきれるのでしょうか。

 さてさて、長い内容となりスクロールが増えてしまいましたが、ありがとうございました。

余談ですが

 自分で入れておいてなんですけれども、今回のように段落がよくわかる投稿を用意すると、Googleが挿入する広告量がすごいですね。場合によっては段落をはさんで広告ひとつ、ということもあるようです。

 昨年終わりころ、実験のためこのサイトmikimarcheに広告を置くことにしたのですが、ドメイン内のほぼすべてのページに置くか(位置はGoogleおまかせ)、広告を入れるページと部位を自分で決めるかという、ざっくりした設定が一番簡単な状態です。自分で「ここに広告を」と場所を決めて挟むのも面倒なので、自動にしたのですが。

 自分のサイトであっても「これは多いなぁ」と感じる場合があり、ちょっと今後について考えてみます。

 

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画像と動画のコツ   2021/03/03   mikimarche

覚え書き: Automatorで自動化

 何日かあいだが開いてしまいましたが、すでに3月。驚きますね。このところ、あわただしい日もあったのですが、自分なりに気分を切り替えてのんびり過ごそうと、考えていたはずでした。
 ところが、なんともうっかりしたことを。出先で(家に予備在庫がある種類の)ケーブルを、勘違いして買ってしまい、うわーっその金額で○○が何個食べられただろうかなどと考えて、その日は落ちこんでしまいました。

 さて、今日はMacの件で、メモを。

 MacにもともとインストールされているAutomatorというアプリケーションがあります。これは何をするものか、まったく気にしたことがなかったのですが、わかってみると便利でした。

 最初に言い訳になってしまいますが、このAppleの公式説明で「すごい、やってみよう」と考える人は少ないと思われます。あっさりしすぎですよ(苦笑) →  Automator ユーザガイド

 たまたま先日「Automatorを使うとオーディオファイルの一括変換ができる」という記事を見つけ、これぞ自分が求めていたもの(m4aファイルをwavに変換する作業)と飛びつき、すぐさま同じように設定いたしました。ありがとうございます → m4aファイルをwavに変換するクイックアクション 
 これを知るまでは、自分の持つアプリの中でファイル変換機能のあるのはどれだっけと、いつもあちこち開いていたのです。使わない時期はありますが、使う日には何回も使うものなので、こうして自動化できてよかった。

 さらに、今日になってこちらのサイトを拝見 → テックキャンプブログ MacのAutomatorとは?できることや使い方を解説
 なるほどこれは便利だと、さっそく「あるフォルダにオリジナルの大きな画像が移動されたら隣のフォルダに45%に縮めたファイルをコピー」というものを作成してみました。便利、便利。

 いままで、何か複雑な作業をする場合には、Macのターミナル画面を開いて、大昔に少し覚えたシェルコマンドを手で入力していましたが、Automatorはシェルコマンドを呼び出すことができると、上記のオーディオファイル変換のクイックアクション作成時に気づきました。

 便利な世の中になったんですね。情報に敏感でいられるよう、これからもこまめに検索していきたいと思います。

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雑記   2021/03/01   mikimarche