自動でロゴを作ってくれるサイトもたくさんありますが、自分で工夫してロゴが作れたら、それがいちばんよいかと思います。わたしはMac版のPhotoshop Elementsを使っていますが(数年前のバージョン)、それでもし参考になればと、手順を書いてみます。
作業手順を画面キャプチャしてみました。18枚あります。
(のちほど、1画面ずつ意味を説明する文章を書きますので、適宜ストップボタンを押しながらご覧ください)
VIDEO
動画がうまく埋めこまれているかどうかの実験で、いったん公開しますが、説明の文章は25日夜に、書き足します。
(以下、書き足しました 2018.10.25 夜)
まず最初に…わたしの環境はMac OSで、使用しているPhotoshop Elementsは数年前のモデルです。また、モードをエキスパートにしているので、かならずしも同じ画面で作業している人ばかりでは、ないと思います。何らかのご参考になれば。
画面上部のタイムスタンプを故意に削除せずにおきましたので「なるほど、15分もあればできるものなんだ」と、気楽にお考えください。
(途中で画面を離れるなどしたのでロスがありましたが、だいたい15分もあればできます)
今回のようなロゴ作成で、用意するもの
フォント(パソコンにもともとインストールされているものや、ご自身で購入、または権利問題なしと確認できているもの)
レイヤー処理ができる画像ソフト(多くのソフトで対応しています)
手順としましては
文字部分を作る。大きさや傾け方などの工夫の際にレイヤーを使用して、のちほど統合すると便利。
レイヤーを用意して、模様をつける。
最後に周囲の余白を切りとって、基礎部分の完成。
…という流れです。基礎部分ができましたら、それに色をつけたり加工をしたり、あるいは縮めてリンクボタンにしたりと、さまざまな工夫ができるようになります。
では、個々の画面の解説です。
画面1
まず適当なサイズの無地画面を作り、テキスト入力メニューから、ロゴの一部を書きます。
当サイトの作成例として、Mikimarcheの M を書きました。
好きなフォントやサイズは、文字を選択した状態でフォントメニュー(画面下部)から選べます。
画面2
レイヤーを作成するメニューから、新規に1枚を作成し、テキスト入力メニューでロゴ後半を入力します。
当サイトの作成例は Mikimarche の ikimarche 部分です。
フォントは前半部分と同じ種類のものを選んでおけば無難でしょう。
画面3
第1のレイヤーで、前半部分を回転させたり、ひろげたり、好きなように動かします。(周囲をつまめば好きな形に変えられます)
画面4
第2のレイヤーで、後半部分を好きな位置に移動させます。
画面5
だいたいよいかなと思ったら、レイヤーをまとめます。
もしここを何回かやり直すかもしれないと思ったら、画面4の段階で、レイヤーごと保存できる形式で保存してください。
フォトショップ系であれば.psdという形式がそれにあたります。ほかのソフトでもレイヤーが保存できる形式があります。
画面6
効果のメニューから、文字をどう加工するかを選びます。ここはお好みで。
画面7
効果のメニューで選んだものを、設定画面から微調整できます。
画面8
微調整を確認しつつ、よいと思ったところでOKを押します。
画面9
次の作業のため、レイヤーを追加します。レイヤー追加は上のメニューバーから選べます。
画面10
新しいレイヤーを、いったんグラデーションで塗りつぶす準備です。
グラデーションのメニューを選び、流し入れる色合いを自分で設定します。お好きな色で。
画面11
色合いが決まったら、適当にぐりっと、画面上をカーソルでドラッグしてください。
わたしの場合は左斜め下から右上方向に、適当にやってみました。
画面12
グラデーションを模様で切り抜きします。
切り抜きメニューの中に、たくさん画像がはいっていますので(フォトショップでなくてもこういったものは、はいっていると思います)、選びます。
画像13
画面11とよく似ていますが、左下に、選んだ画像がご覧いただけると思います。
この状態で、適当な場所に(何度でも移動できますので、気にせずどこにでも)ぐりぐりっとカーソルをあて、ドラッグします。
画面14
洋梨の絵が出ました。場所が気に入らなければ、あるいは形がいまひとつなら、何度でもドラッグしなおしできます。
画面15
ここでまた、レイヤーをまとめます。
(やり直しがしたくなるかもと思ったら、レイヤーごと保存できる形式で、保存してください)
画面16
そろそろ作業も終盤ですので、適当な大きさに切りましょう。
このあたりかなと思う場所を長方形で選択します。
選択しながら画面に確認の数字が出ますので、好みのサイズが決まっている人はその数字を参考にしながら範囲選択
画面17
周囲を切り抜きます。
画面18
数字をきっかり好みに合わせておきたい人は、ここで合わせましょう。
作業はいったん、ここで終了です。
このままファイル保存することもできますし、その後、これを部品としてさらなる加工をしていくこともできます。
もし保存する場合、.jpg(ジェイペグ)形式ですと作業をしていた背景色(この場合は白)で背景が確定します。
.png(ピング)ですと、背景色を指定、あるいは背景を透明にして保存することもできます。
駆け足でしたが、今日のところは、以上です。
ご覧いただきありがとうございました。