インターネットでの情報発信には、たくさん方法があります。まずは「お金や手間をかける、かけない」。そして「最小限のこと(連絡先、住所、定休日など)を書きたい」か、「お客さんの意見を聞きたい」か。自分である程度まで更新できるのか、人や業者にお願いして管理をしてもらうのか。通販まで手がけるか…。まずは整理してみましょう。
時間や手間をどれくらいかける…?
- 手間も料金も、できるだけ少なく
無料ブログサービスや、Facebookなどのサイトを利用。広告がはいってしまいますが、費用はかかりません。詳しくは横の画像をクリック。
- 多少は自分で作業をし、料金を低くおさえたい
格安のレンタルサーバを借りて(1年の目安として2000円弱)、その会社に付属するブログサービスなどで手軽に情報発信。広告なし、または自分で選んだ広告会社のものを貼ることも可能です。詳しくは横の画像をクリック。
- 手間はかけず、多少の料金がかかってもいい
普通料金のレンタルサーバ(1年の目安として5000円以上)と契約し、独自ドメイン(○○.jp/ ○○.comなど)を取得(目安として1年に2000〜3000円)、第三者に必要ソフトの設置を依頼するか、あるいはその後のメンテナンスも含めて依頼(有料)する。なお、ドメイン料金ですが、おおむね ○○.jp は高くて3000円前後。企業を意味する co.jp はさらに高額で、年間4000円以上の可能性も。1000円台で取得できるのは .com/.net などです。詳しくは横の画像をクリック。
掲載したい内容は…?
- 営業時間と商品などの最小限を案内したい(あまり更新の予定なし)
無料もしくは有料のホームページサービスがよいかもしれません(無料の例: Jimdo → https://jp.jimdo.com/ など、食品や飲食店の方が利用されている場合があるようです)。詳しくは横の画像をクリック。
- 最小限の内容に加え、お知らせ程度は、ときどき更新したい
無料ブログ(広告あり)、またはレンタルサーバ格安プランに付属したブログ(広告なし)などが、よいかもしれません(レンタルサーバの例: さくらインターネット、ロリポップなど)。詳しくは横の画像をクリック。
- お知らせ内容に加え、お客さんと交流(メールやコメントをもらう等)がしたい
ブログサービスにはコメント欄やメール受信機能がありますので、たいていの場合はお客さんと交流ができますが、ホームページ等で最小限の内容掲載のほかに、ツイッター (Twitter)などのサービスを使うのも、よいかもしれません。詳しくは横の画像をクリック。
- お知らせ、写真や動画を、頻繁に更新したい
載せたい情報として画像が多めであれば、簡単な案内用のホームページを作ったほかに、Instagram (インスタグラム) での情報発信もよいかと思います。1ヶ所ですべてをまとめたい場合には、独自ドメインを取得して管理用ソフトを使い(ソフトには無料のものが多いですが、導入にはインターネットの知識が必要)、見栄えのよいページを日々更新することで、集客効果が期待できます。(詳しくは横の画像をクリック)
ソフト設置や管理を引き受けてくれる業者さんもあるかと思いますが、知識または根気があればご自身でも管理可能です。私事ですが、当サイト運営者はmikimarche.comとmikimaru.netのドメインとレンタルサーバをそれぞれ契約しておりますが、ソフトはすべて無料のものを選んでおり、本日現在、baserCMSという国産ソフトでこれを書いております。また10年以上書いているブログはWordPressというソフトを利用しています。
- 通販メニューを作りたい
まだ公式サイトをお持ちでない状態で通販メニューについてまで考える人は少ないかと思いますが、さっくり書いておきます。これもレンタルサーバを運営している会社(たとえばロリポップ)などが関連メニューとして用意していることが多々ありますので、公式サイトが準備できてから考えても、間に合います。ただ、レンタルサーバとは別料金であることや、サイトを開始してすぐに集金も含めて完全なオンラインでの一括管理を狙いますと、心理的な負担も大きいかと思います。クレジットカード決済会社やPayPalなどのサービスに手数料も、当然のこと発生しますので、まずはウェブサイト運営が落ち着いてから自動化を狙っても、よいのではないでしょうか。(詳しくは横の画像をクリック)
最初のうちは、商品の詳細な説明や価格を掲載して「問い合わせやご注文は電話やFAXでお願いします」と書いておくのが、初期にコストをおさえておく運用法かと思います。また、できれば電話よりメールがよいというお客さんも多いかと思いますので、ご担当者をひとり決めて、最低でも1日1回はメールを読むように徹底しますと、質問だけの人には、それでお店を身近に感じてもらいやすいはずです。
それぞれの項目での具体的な内容は、今後も書いていきます。